小林先生の正月の膨大な読書量の中で
おススメされていた『日本が売られる』を
読みました。
いや、もう、まったく、ページをめくることすら
腹立たしくなるくらい、売られっぱなしじゃないか!
水も、土地も、食糧も、仕事も、何もかも。
グローバリズムとか新自由主義などといった
美名のもとに、私たちの生活を支えるもの全てが
切り売りされている。とくにアメリカ資本の企業に。
情けないのは、切り売りされた結果の弊害を知る国とは
逆行した政策を日本が次々打ち出していること。
知らせないマスコミ、知ろうとしない国民、
やっぱり無関心はダメだ!!
と、つくづく思い知らされた。
とはいえ、あまりの惨状に、頭の中では
トカトントンが鳴り響く。
最後にちょこっと希望が持てそうな感じで
終わってはいるんだけど、
それも私たちが現状をどう自覚するかに
かかっている。誰かが都合よく
動いてくれるわけではない。
私は、この国の未来に無責任な国民でありたくない。
まずは知ることから。
この本は、それを教えてくれました。